この記事は、2024年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 4日目の記事です!
3日目の記事はこちら
はじめまして!株式会社Beyond Cafeの高木苺です。「苺」と書いて「まい」と読む、激レアネームです。一発で名前を覚えてもらえるインパクト大な名前なので、とても気に入っています。
私は、大学4年間のうち3年2ヶ月を長期インターンの活動に費やし、合計2社で働かせていただきました。
1社目では、未経験からtoC営業に挑戦し、チーム内トップセールスを獲得。チームマネージャに昇格後は、自チームを売上トップに導くことができました。2社目のBeyond Cafeでは、未経験からマーケターに転身し、チーム責任者レベルの業務を任せてもらえようになり、各社でしっかりと結果を残せた長期インターン生活だったと自負しています。
こう聞くと、「バリキャリ(バリバリ働くキャリアウーマン)ですごい人」のように見えるかもしれませんが、私は元々、ごく普通の大学生で、それだけでなく劣等感を抱える機会の多い人生を歩んできました。
この記事では、そんな私が「働く上で大事にしていたスタンス」を書き残そうと思います。
長期インターンのみならず、学生団体やサークル、ゼミ活動など、さまざまな場面に転用できると思うので、「責任を持って仕事をしたい」「やるからにはしっかり結果を残したい」方はぜひご覧ください!
少しでも、皆さんの役に立てたら嬉しいです。
目次
1. 自己紹介
2. 私が目指す人物像
2-1. 「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえることで、何が起きるのか
2-2. なぜ「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえるようになりたいのか
3. 働く上で大事にしていたスタンス
3-1. 何事も否定から入らない
3-2. 社内全員から見えるように仕事をする
3-3. 相手に寄り添うのではなく、相手視点に立つ
3-4. 上手くサボる
3-5. まとめ
4. Beyond Cafe長期インターン同期メンバーから見た私
5. Ending
5-1. BEYOND CAFEでインターンしてた自分とその自分に関わってくれたメンバーみんなのことを迷いなく「最高!」と言い切れるくらいになんでもやり切る!
5-2. 最強マーケッターになる!
5-3. 関わる人たちの自尊心を少しでも向上させられるように影響力のある人間になる!
6. 次回予告
1. 自己紹介
Beyond Cafe長期インターン / マーケティングデザイナー
・東京理科大学 経営学部4年生
・株式会社ZEALS 24卒内定者(営業職)
■長期インターン歴
・株式会社TOMAP:toC営業インターン(1年10ヶ月)
・株式会社Beyond Cafe:マーケティングインターン(1年4ヶ月)
2. 私が目指す人物像
働く上で大事にしていたスタンスをお伝えする前に、前提となる、私が目指す人物像からお話ししたいと思います。なぜなら、働く上で大事なスタンスは、個々の特性によって異なり、個人が目指すゴールによっても左右されるため、「これ」という正解がないからです。
そこでまずは、私がどこを目指して働いていたのか、理想像からお伝えします。
結論、「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえる人を目指しています。
2-1. 「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえることで、何が起きるのか
以下の3点を実現できると考えています。
1)社内のハブとなる存在になれる
2)1によって社内で起きている事象や課題をいち早く、全て掴むことができる
3)1と2によって視野が広がったり視座が上がり、依頼される業務量が増えたり業務範囲が広がったりすることで、私のキャパが広がる
2-2. なぜ「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえるようになりたいのか
冒頭にお伝えさせていただいた通り、私は元からすごい人ではありませんでしたし、今でも自分がすごい人だとは思っていません。結果的に、挑戦した2社の長期インターンでは、どちらも成果を出すことができましたが、これも、「すごい人になりたい」という思いからではなく、「周囲の人に追いつきたい」という、自信のなさからくる不安症が原動力です。
私は、幼少期から劣等感を多く抱えて生きてきました。最も身近なところで言えば、優秀な家族に囲まれて育ったこと。自営業の父と、東大生の姉の存在は、私にとってとても誇らしいことであると共に、一種のコンプレックスでもありました。
また、家庭外では、同い年の優秀な方と比較される機会が多く、「苺ちゃんは大学生だもんね」「苺ちゃんは、まだ1年生だから仕方ないね」とフォローされることもしばしば……。
常に、「私は劣勢である」を痛感するところからのスタートでした。
そんな私の自信のなさを跳ね返すために目指したのが、「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえる人だったんです。
3. 働く上で大事にしていたスタンス
さて、いよいよ本題です!「困ったら、とりあえず高木に」と思ってもらえる人になるために、長期インターンとして過ごした3年強の中で大事にしていたスタンスを箇条書き形式で4つご紹介します。
3-1. 何事も否定から入らない
これは、仕事の依頼が来たときや、誰かとコミュニケーションするときなど、常に意識していたことです。
仕事の依頼が来たときは、どんなにそのとき忙しくても、依頼された仕事のイメージが湧いていなくても、原則「YES」と返答していました。理由は、そうすることで「困ったら、とりあえず高木に任せてみよう」と思ってもらえる流れができるからです。
もちろん、実際に依頼内容の詳細をヒアリングすると、時間や手段が足りなくてできないことや、私よりもその依頼に適してる人がいるから、適切なメンバーに仕事をパスすることがあります。そのときは、そのときにちゃんと理由を添えて依頼を断れば大丈夫。
ただ、意外と自分にできない仕事ってないし、上司や先輩は、絶対にできないと思われる仕事を後輩に振ることは、基本的にないです。見方を変えると、自分を信頼していたり期待したりして仕事を任せてくれようとしているので、一旦YESと返事をしてから、「できるかできないか」じゃなくて「どうやったらできるのか」を全力で考えることを大事にしていました。
そう考えたり仕事を受け入れることで自分がレベルアップするし、社内からの評価も勝手に上がっていくはず。
誰かとコミュニケーションを取るときは、「ん、なんか言ってること違う気がするぞ?」と思っても、いきなり「それは違うんじゃない?」と否定意見から入るのではなく、まずは、相手が意見を出してくれたことに対しての感謝や、相槌を打つなどのワンクッションを挟むことを心がけていました。
こちらも、仕事の依頼が来たときと同様に「とりあえず、困ったら高木に相談してみよう」という心理的安全性を担保することに繋がります。
いつも否定から入ってくる人と、意見自体は最終的に否定されるけれど、意見を出すことや相談をすること自体は否定せずに、感謝を伝えてくれたり褒めてくれたりする人だったら、あなたはどちらに相談したいでしょうか。想像しやすいですよね。
3-2. 社内全員から見えるように仕事をする
言い換えると、「頑張ってるアピールを積極的にしよう!」ということです(笑)。具体的には、社内の全員が見られる場所(Beyond Cafeであれば、Slackというコミュニケーションツールのチャンネルがあるので、そちらへ)に、毎日の自分のタスクを記載したり、完了したタスクを上司宛に報告したりします。
上司にあたるマネージャーや先輩って、部下やインターン生が頑張っているのはわかっているけれど、メンバーが、いつ、どんなアクションをしてるのか、どの程度張っているのかといった超詳細までは掴みきれないものです。特に、Beyond Cafeのようなリモート勤務が可能な環境下であれば尚更。
自分のやることを可視化することで、
・アクションを整理できて、無駄な時間を削減できる
・余る時間がわかれば、自ら新しいタスクを貰いにいける
・上司やメンバーに、今自分が何をしてるのかを把握してもらえるので、自らの頑張りがダイレクトに伝わる
などのいいことがたくさんあります。そして、働く上では、必ず評価期間があります。なので、社内からの評価面においても、自分で自分を律してモチベートする面においても、「社内全員から見えるように仕事をする」メリットが多数あるので、必ずやることをおすすめします。
ちなみに私は、Beyond Cafeでこのように毎日のアクションを報告しています!
始業前にその日予定しているアクションを共有すると、自分の逃げ道がなくなり、やるしかなくなります。仕事は、楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんあります。私は、つい逃げたくなる気持ちを自ら律する=自律する手段として、毎日の報告を活用していました。
もちろん、1日のタスクを消化しきれないこともあります。そのときは、できなかった自分を見つめ直し、「なぜ消化しきれなかったのか」「消化するにはどうしたらよかったのか」を振り返る機会になるので、成長スピードが速まると思います。
3-3. 相手に寄り添うのではなく、相手視点に立つ
1社目の長期インターンでtoC営業を担当していた頃、「相手に寄り添った営業を」とよく耳にしました。ですが、寄り添うだけでは、結局は他人なんですよね。そして、寄り添うだけでは、ただのアドバイスになってしまう。(※ 私の性格がスレているだけでしょうか……?汗)
他人からアドバイスをもらっても、もらったアドバイス通りに動けない人って多いと思います。私は特にそうで、悩んでいるときにもらうアドバイスを「まあ、そうだよね。だけど、それって〇〇ちゃんの意見だよね……。」と、心のどこかで、もらったアドバイスを他人のものとして切り離してしまう節があって。
そこで、完全に相手になりきった上で相談に乗る、返信をする、1on1をするなどを意識するようにしていました。
相手視点に立つ、なんなら自分に相手を憑依させ、相手になりきった上で、相談に乗ってみてください。相手になりきれないなら、相手とたっっっぷり話をして、相手の理解をとことん深めるところから始めてみてください。まずは、理解するところから全てが始まります。(これ大事!)
意識するだけで結構変わるので、本当に少しでも意識してみてほしいです!
3-4. 上手くサボる
仕事を進めていくと、やることや問題が山積みになってきて、頭が頻繁にパンクすると思います。特に、真面目な人は、全部頑張ろう!と気張った結果、余計にパンクすると思います。
そんな方にひとつ言いたい。完璧にできる人っていないし、完璧ってない。
やることが多くなりすぎたら、Slackで「ヘルプ」と一言発する。パンクして押しつぶされそうになったら、一度パソコンを閉じて、1時間寝る。
超簡単!超シンプル!
日本は真面目な人が多いので、サボるなんてだめ!仕事中に寝るなんてありえない!と思う方もいるかもしれませんが、私は「最終的に、期限までに仕事を終わらせられれば何でもOK」だと思っています。
「サボる」と一言でまとめてしまいましたが、サボると言っても、「任された仕事をやらない」「放り投げる」という意味ではなく、「上手く分散させる」という意味です。リソースの分散、ストレスの分散、意識の分散など、自分一人で抱えているものをいろいろなところに分散させることで、心や体の総重量を軽くしていきましょう。
代わりに、自ら分散させたタスクの中に、他者に任せたタスクがあるならば、誰に任せ、どこまでタスクが進行しているのかを最後まで徹底して把握し、納期内にしっかり収めましょう。
上司はあなたに「一人でこのタスクをやりきれ」なんて、一言でも言いましたか?
たぶん、言われていないはず。
3-5. まとめ
私が仕事をする上で大事にしていたスタンスは、これら4つです。長々とお伝えしましたが、難しいことは一つもなくて、誰でも少し意識するだけで変わるものだと思います。難しくないことだからこそ、「へぇ〜そうなんだ」で終わってしまうかもしれませんが、「へぇ〜そうなんだ」で終わらずに、ぜひ日常に取り入れてみてほしいです。
4. Beyond Cafe長期インターン同期メンバーから見た私
ちなみに、働く上で大事にしているスタンスを書き出すにあたり、Beyond Cafe長期インターン同期メンバー数名に私のイメージを聞いてみました。
先述のスタンスに含めていないものもありますが、おおよそ私はこんなイメージのようです。総じて、「対人コミュニケーションがうまそう」というイメージらしいので、もし、対人コミュニケーションが苦手だという人がいたら、ぜひお話しましょう!
Xをしているので、お気軽にリプやDMをください!アカウントはこちら
・人を褒めるのが上手い
・自分の強みを理解している
・人をやる気にさせる=人を巻き込むのが上手い
・適度なヨイショがうまい
・関係範囲が幅広い
・年上の方の懐に上手く入り込める
・Slack上で、事業や職種の垣根を超えて、どこにでも顔を出していて守備範囲が広い
5. Ending
Beyond Cafe入社時に、どのような姿でBeyond Cafeのインターンを卒業したいのかをスライドにまとめました。
5-1. BEYOND CAFEでインターンしてた自分とその自分に関わってくれたメンバーみんなのことを迷いなく「最高!」と言い切れるくらいになんでもやり切る!
Beyond Cafeで長期インターンをする道を選んだ私も、メンバーも、間違いなく最高です!!!
何度も歯を食いしばり、逃げ出さずにやり切ったことで、明らかに成長できた!でも、逃げ出さずに最後まで頑張れたのは、同じように全力でがむしゃらに走り続けているメンバーが近くにいたから。
こんなにみんなも頑張っているんだから、私も頑張らなきゃ!と思わせてくれたメンバーのみんな、本当にありがとう。一緒に働けて本当によかった。
5-2. 最強マーケッターになる!
最強になれたかはわからないけれど、強くなれました!!
マーケティングデザイナーインターンとしてBeyond Cafeに入社した理由は、できないことを減らしたかったから。入社直後は、どの数字を見て社内にアラートを出せばよいのか、どれくらいの深度で予測を立てて先回りするべきなのか、誰に依頼すればいいのかなど、右も左も分かりませんでした。
毎日、Beyond Cafe代表のカルさん(代表の愛称)に、「あれはどうなってる?」「これはどうなってる?」と確認されては、回答できない現実を突きつけられ、絶望感に苛まれていました……。
そんな私も、現在となっては、マーケティングチームインターンのリーダーとして立ち回れるほどに成長できました。
5-3. 関わる人たちの自尊心を少しでも向上させられるように影響力のある人間になる!
Beyond Cafe長期インターン同期メンバーから、私の印象を聞き、少しは達成できた気がしています!
「少しは」とお伝えした理由は、この思いが私の生涯ビジョンで、死ぬまでに達成したいと思っていることだからです。
「達成した」と言い切るには、まだまだ時間がかかると思っているからこそ、まずは、達成への一歩目が踏み出せたと感じています。
6. 次回予告
実は、私と同じ大学、同じ学部を卒業している、「アキちゃん」こと秋山柊太!
ポジティブマンで、友人の相談事や悩みを解決することが得意なパワー溢れるアキちゃんの記事お楽しみに!
Beyond Cafeは、長期インターンメンバーを募集中です!
https://recruit.beyond-cafe.com/