
この記事は、2025年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 2日目の記事です!
是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
初めまして!株式会社Beyond Cafeの「こや」こと小山真綸(コヤママリン)です!
写真を撮る時についつい口が空いちゃう癖があります笑
これまでの人生、のほほんと生きてきた私ですが、Beyond Cafeでのインターンを通じて多くの学びを得ました。
この記事では、その中でも特に大きな学びとなった 「嫌われる勇気」 についてお話しします!
1. 自己紹介
Beyond Cafe長期インターン/キャリアデザイナー
東京都出身、12歳上の姉と10歳上の兄を持つ3人兄弟の末っ子です👧家族大好き!
📝中央大学国際経営学部
■好きなこと・もの
・漫画・アニメ(ヒロアカ、暗殺教室、ハイキュー‼︎)、ゲーム(スプラ、ポケモン)
■学生時代
・ダンスサークルNAOKAN(2021年4月〜2023年12月引退、2025年3月卒業、合計4年間)ジャンルはwaack, jazz, style hiphop。学生時代青春の7割詰まってます!
・飲食店バイト2つ(2021年10月〜2025年3月の約3年半、2022年7月〜2023年10月の約1年)
・株式会社Beyond Cafe長期インターン(2024年3月〜2025年3月の1年)
■大切にしている価値観・考え方
・責任感-ちゃんと最後までやる
・礼儀-人の目を見て話す
2. 自分の過去・就活

Beyond Cafeにジョインするきっかけとなった私の就職活動について、少しだけお話しさせていただきます。
私は大学の周りの友達の影響を受け、3年生の4月という比較的早い段階から就職活動をスタートしました。しかし、「やりたいこと」が明確に定まらないまま、夏まではとりあえず大手企業を中心に就活を進めていました。
「このままではまずい」と焦りを感じていた頃、たまたま参加していたLINEのオープンチャットでBeyond Festivalの案内を見つけ、その場で参加を即決。
Beyond Festivalを通じて、自分の将来にワクワクできる方向性を見つけられた気がしました。そこで出会った企業を中心に選考を受け始め、IT業界と人材業界を軸に就職活動を進めていきました。
それまで漠然としていた就活が、「楽しさ」を感じられるものへと変わり、会社の規模にとらわれず「自分がときめく企業」を選ぶように。その結果、最終的に5社から内定をいただきました。
Beyond Cafeで出会った企業とも素敵なご縁がありましたが、最終的には株式会社SHIFTへの入社を決断しました。
この経験が、Beyond Cafeにジョインする大きなきっかけとなりました。
3. Beyond Cafeに入った理由
私がこの環境に興味を持ったのは、2023年9月のBeyond Festival でした。就職活動に行き詰まり、不安を抱えていた私にとって、このイベントはまさに光を差し込むような存在でした。初めて「就活が楽しい」と感じた瞬間でもあり、具体的に何をするのかは分からなかったものの、「ここに関わってみたい」と強く思いました。
しかし、当時はダンスサークルや掛け持ちしていた2つのバイトで忙しく、泣く泣く挑戦を断念。インターンを辞退した直後にバイトを1つ辞めたことで、「やっぱり挑戦してみればよかった」と大きな後悔が残りました。
そんな中、2024年2月の対面イベントに参加し、Beyond Festivalの際にメンターを務めてくださった24卒インターン生の先輩から声をかけていただきました。正直、その時はノリで面接を申し込んだのですが、以前から就職活動でお世話になっていたCD(キャリアデザイナー)社員さんの存在もあり、「この環境で自分も挑戦してみたい」という気持ちが芽生えていきました。(ちなみに、当初はまいまいさんと同じMD(マーケティングデザイナー)になると思っていたのはここだけの話です…!)
こうして私は、この環境に飛び込むことを決意しました。
「自分から何かをやりたい」と思ったのは、ダンス以外では初めての経験でした。
4. 本題
ここまで読んでくれてありがとうございます!
ようやく本題です。ここからは、私がbeyondでどのように変わったのかお話ししていきます。
「なんとなくこれでいい」、「誰かのためならそれでいい」
これまでの私は、自分で意思決定をすることがほとんどない人生を歩んできました。周囲の「これがいいと思う!」という言葉に従い、それで後悔したこともありませんでした。
例えば、中学・高校・大学の進路選択においても、自分の意志で学校を選んだことは一度もありませんでした。なぜなら、特に「これがやりたい」と思うこともなかったし、何より私の大好きな家族が考えてくれた志望校なら、それが最良の選択だと信じていたからです。そして実際、その選択のおかげで、生涯大切にしたいかけがえのない仲間にたくさん出会うことができました。
しかし、そんな私の価値観が大きく揺さぶられたのが就職活動でした。
誰も「ここがゴール」と教えてくれないし、正解があるわけでもない。突然、「企業選びは人それぞれだよ」と言われても、どうすればいいのかわからない…。
「やりたいことがわからない、でもやるしかない。」
そんな苦しさを抱えながら進めていた就職活動が大きく変わったのは、Beyond Festivalに出会ったことがきっかけでした。(詳しくは前述の通り)
この経験を通して、私は、就活の「おもしれ〜!」を知ることができました。そして、このワクワクをもっと多くの人に届けたいという思いが強くなり、Beyond Cafeでインターンをすることを決意しました。
5. 相手が “見えない” 葛藤
自分で見つけた「やりたいこと」。よし、頑張るぞ!と4月から走り続けてきましたが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。
特にBeyond Cafeでは、オンラインで活動できるからこそ、私にとっては「仲間と直接会って話せないこと」が大きな壁となりました。
Beyond Cafeには、異なるバックグラウンド、価値観、性格を持つメンバーが集まっています。社会に出れば当たり前のことかもしれませんが、これまでの私は自分と似た人が集まるコミュニティに所属していたため、こうした環境は初めての経験でした。
「自分とは違う“当たり前”を持つ人たちと働くには、どのように接し、どんな言葉を選べば思いが伝わるのか。」
この問いが、約1年間ずっと私の頭の片隅にありました。
特に、チームが新しくなるタイミングでは、自分の考えをうまく伝えられなかったり、相手への質問が回りくどくなってしまったりすることも多々ありました。(今思えば、ちょっと遠回りしすぎていたなあ…と反省しています。笑)
それでも、この環境で試行錯誤を重ねる中で、少しずつですが「違いを受け入れながら、自分の思いを伝える力」が身についてきたと感じています。
6. 嫌われる勇気
やっと私のメイントピックです。笑
私がBeyond Cafeで最も学んだこと。それは、「嫌われる勇気を持つこと」 です。この気づきのきっかけは、チームリーダーに任命された後日、弊社の代表・カルさんとご飯を食べに行った時のことでした。
「こや、自分のこと可愛いと思ってるやろ。お前はこのリーダー経験で、嫌われる勇気を持て。」
「うぇ? どゆこと??」
その時の私は、かなり酔っていたので正確には覚えていません(笑)。でも、確かにこんなことを言われて、頭の中がポカーンとなりました。
「嫌われたくないって、普通じゃないの?」
私は、人との関係が良好であるに越したことはないし、できる限りそうなる道を探すべきだと思っていました。だからこそ、「嫌われる勇気を持て」と言われた意味が、最初は全く理解できませんでした。
でも、冷静に振り返ったとき、気づいてしまったのです。これまでの私は、常に「保身」に走っていたのだと。
「なんとなくこれでいいや〜」と、自分で決断することを避けてきたのは、相手のためと言いつつ、「相手にとって自分がマイナスな存在になりたくない」という思いが根底にあったからでした。つまり、自分が傷つくことを恐れて、あえて相手に判断を委ねていたのです。
でも、それに気づいたからといって、「じゃあどうすれば嫌われる勇気を持てるのか?」 はすぐには分かりませんでした。
それからの私は、見えない相手とのコミュニケーションで、少しずつ「本当に大事なことを伝える勇気」を持とうと努力し続けることになります。
7. より嫌ってもらうために
組織を良くするためにはどうすればいいのか。
みんながハッピーに働けるようになるには、何が足りないのか。
そんなモヤモヤした思いを抱えながらも、「せっかくいただいた機会を無駄にしたくない!」「これは、こやが変わるチャンスだ!」 と思い、私はがむしゃらに挑戦しました。
これまで隠してきた自分の考えや、本当は晒したくない情けない部分を、他の人に見てもらうのは、とても勇気のいることでした。
それでも、一歩踏み出して発信することができたのは、本当に周りの人に恵まれていたから。Beyond Cafeという環境に支えられ、多くの学びと成長の機会を得ることができました。
以下は、私がこの1年間で歩んできた成長のプロセスを整理したものです。
Worst: 自分からは発信しない。
Ordinary: 周囲の人に代わりに伝えてもらう。
Better: 周囲の人に確認してもらった上で、自分が発信する。
Best: 自ら主体的に発信する。
or
Passive: 発信しない。
Indirect: そゆことを周りの人に伝えてもらう。
Active: 周りの人たちに確認してもらって自分が発信する。
Proactive: 自分で発信する。
私は当初、自分の考えを持ちながらも、それを押し込めてしまう(passive)か、周りの人にお願いして代わりに発信してもらう(indirect)という段階にいました。
しかし、「嫌われる勇気」を意識し始めてからは、まず自分の意見にフィードバックを求めることから始めました(active)。すぐに全体発信はできなくても、意見に自信を持ち、見守ってくれる人を見つけることで、一歩ずつ前に進むことができました。
そうして自信を与えてくれた人たちのおかげで、チームメンバーに自分の想いを伝えたり、全体に向けてモヤモヤを共有したりすることができるようになりました。そして、その発信に対してビヨンドのメンバーが応えてくれた瞬間、自分の成長を実感し、大きな安心感を得ました。
ただ、まだ自分の力だけで発信し、状況を動かす(proactive)までには至っていません。本当の意味で「嫌われる勇気」を持つことは、このステップに進むことだと感じています。私はまだ成長の途中ですが、少しずつ前進していきたいです。
8. Beyondで学んだことまとめ
私はこの一連の経験から多くのことを学びました。まとめると以下の通りです。
これまでは、たとえ自分の考えや伝えたいことがあっても、「嫌われたくない」という思いから、常に全肯定の姿勢を取り、否定的な意見を言えない“お利口さん”でした。笑
しかし、ビヨンドでの経験を通して、自分の考えに納得した上で行動できるようになりました。以前よりも自分で意思決定をし、たとえ相手と立場が違っても、自分の判断軸を持って行動できるようになったと感じています。
また、これまでのように自分と似た価値観の人たちとだけではなく、多様な価値観を持つ人たちの中でも、礼儀を大切にしながら自分の意見を発信する方法を見つけることができました。
「こうしたら良くなるのに」と思うだけでなく、それを伝え、行動に移す。そうすることで周囲から新たなアウトプットが生まれ、より良い考えが生まれる。この循環によって、組織に血液が巡るような感覚を得られました。それは全体を俯瞰する力の向上にもつながり、ビヨンドだからこそ得られた学びだと思います。
とはいえ、私はまだ成長の途中です。今の私に必要なのは 「自分に自信を持ち、自分を認めてあげること」。これが今後の課題だと感じています。
嫌われる勇気を持つために必要な要素を分解すると以下の通りだと考えます。
必要なもの:勇気
勇気を持つために必要なもの:自信
自信を持つために必要なこと:成果
このNAを見つけることができた、一連の発信・行動は自分を強くしてくれたなと改めて感じました。
私は、人に嫌われることを恐れていました。それは、今も持っている感情です。
でも、これをきっかけに自分を強くすることができたビヨンドには本当に感謝でいっぱいです!
9. Ending
↓入社時の目標
Beyond Cafe入社時に、「Beyond Cafe卒業時の理想像」を描きました。
for meのendingについて
-plus ultra-新しい自分に
これは私にとって達成率100%です!
この1年間で自分が変わった感覚がすごかったです。
for Beyond Cafeのendingについて
ココにいてよかったと思っていただける存在になるでした。私的には50%です。。
組織に新しい考え方をもたらすといった点ではうまく行ったかもしれませんが、成果を出すといった点では圧倒的な成果を出すことはできませんでした。。
Beyond Cafeでの活動には、自分がなりたいを叶えられる環境全てが詰まっていると断言できます。みなさんも残りの大学1年間をここで青春してください!
10. 次回予告

次回は、Beyondで最も成果に対して貪欲な男、「イットさん」こと戸井田洋介(といだ ようすけ)が担当します!
内定先のインターンと掛け持ちしながらも、「Beyondの利益を最大化すること」を念頭に起き、常に誰よりも発信と行動量にこだわってきたイットさん。
圧倒的努力家なイットさんが一体どんな思いで1年半、仕事と向き合ってきたのか注目です!お楽しみに~( ¨̮ )
Beyond Cafeは、長期インターンメンバーを募集中です!
https://recruit.beyond-cafe.com/