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アドベントカレンダー

2025.03.14 22:14

僕の3人の師匠─ ─渡瀬 亮真 / Ryoma Watase


この記事は、2025年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 8日目の記事です!
是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです!


はじめまして!株式会社Beyond Cafeの渡瀬 亮真(わたぼん)です。

この記事では、私の「3人の師匠」との出会いと、その素敵な出会いが生まれた要因についてお話します。
まず、私の3人の師匠についてご紹介しようと思います。

①母親
②高校時代の部活の顧問
③塾の先生


1. 自己紹介

渡瀬 亮真 / わたせ りょうま

Beyond Cafe長期インターン キャリアデザイナー

■大学
・立命館大学/食マネジメント学部

■内定先
・レバレジーズ株式会社

■課外活動
・俳優活動
・ラジオパーソナリティ

2.第1の出会い

まず、「出会い」の前に、私の幼少期についてお話します。 一言でいうと、「いじめられっ子」でした。 4歳の時に弟が生まれ、病気が発覚しました。そこで、両親は弟につきっきりになり、私は自分の価値観が形成される幼少期を一人で過ごすことが多かったです。 「自分って必要ないのかな?」と感じるようになり、内気な性格になっていきました。 他の人に嫌われることを恐れて、友達の輪に入ることができず、結果的に周囲から孤立していきました。「りょうまは一人で遊んどけ!」とガキ大将に言われたことを今でも鮮明に覚えています。

ここで最初の出会いです。弟の病状が回復し、母親が戻ってきました。 母親は、私との時間を取り戻すように、たくさんの愛情を注いでくれました。 特に、私が友達の輪に入れるように、「運動ができたらモテる!」と夕方まで野球、サッカー、ドッジボールの練習をしてくれたことは鮮明に覚えています。 うまくできなかったら叱られましたが、できるようになるまで付き合ってくれました。 そこで徐々に運動ができるからという理由で、輪に入れるようになりました。 私が当時運動を頑張れた理由は、「友達の輪に入りたい」という理由ではなく、「無償の愛を注いでくれる母親の笑顔のため」でした。
その後、特に何事もなく小・中学校時代を過ごし、高校に入学します。 ちなみに、ずっと剣道をしていました。

3.第2の出会い

ここで二番目の出会いがありました。部活の顧問が私の価値観を変えてくれました。 今まで弱小校でなんとなく剣道をしていたのですが、この部活は本気でした。 朝練は当たり前、遠征も多く、夏場は熱中症で何度も倒れました。 今まで生ぬるい環境でやってきた私はこれに耐えられず、毎日「武道場に隕石落ちひんかな.」と本気で思っていました。 何度も「辞めよう。」と思っていました。 でもその度、顧問がノートをチェックする姿が目に浮かび、思いとどまっていました。

顧問は、休みもせず、毎日自分たちがつけた剣道ノートにフィードバックと励ましの言葉を添えてくれて、練習では本気で叱ってくれて、時には涙ながらに生徒に自分の想いをぶつけてくれました。 「なんでこの人の方が頑張ってんの?」と思うくらい、精一杯生きていました。 そんな無償の愛をくれる指導者に出会い、結果的に幼稚園から高校三年までの13年間剣道を続けることができました。 この経験から、生きていく上で最も必要だと思う「根性」を学ぶことができたのです。 当時、私が頑張れた理由は、「剣道で勝ちたい」からではなく、「先生に喜んで欲しいから」でした。
この時点の私は根性だけあって、コミュニケーション能力も行動力もない平凡なやつです。

4.第3の出会い

ここで三番目の出会いがありました。 大学に入学し、通っていた塾でアルバイトを始めました。 そこで他校舎から来た塾の先生(師匠)に出会いました。 出会って一番最初の言葉を今でも忘れません。

師「お前おもんなさそうやなぁ。」、、、、僕「?」

一瞬時が止まりました。 「この人ほんまに塾講師?」そんな想いが駆け巡ったのを覚えています。 「じゃあおもろくしてくださいよ!」と言ったのがすべての始まりでした。 まず最初に言われたのが、「毎週違う女とデート行ってこい。」だったんですね。 衝撃でした。 でも私も男なので、興味本位で始めてしまったんですね。 (あくまで来てくれた子を楽しませるという想いを胸に真摯に向き合っていました)

「行ってきました!」という報告をすると、デートのフィードバック(笑)を勤務終わり夜の3時くらいまでしてくれました。 次の日も当然師匠は仕事なので、クマだらけで生徒に笑顔を振りまいていたのを覚えています。 そんなことを続けていると、自然と会話の組み立て方が身についてきて、久しぶりに会った友達に「なんかおもろくなったなぁ。」と言ってもらえるようになりました。 正直めちゃ嬉しかったですね。

次に師匠に言われたことは、「俳優デビューせんか?」でした。 師匠に連れられ、オーディション会場で漫才の演技をしていました。 実はその前日に、生徒の前で、一発ギャグ&漫才を披露する場を師匠が設けてくれて、度胸をつけてもらっていました。 その甲斐あって、オーディションに合格し、気づけば約1000人の前で舞台挨拶をしてたんですよね。 その舞台挨拶後、師匠の元に向かうと、「お前すごいわ。ようここまで成長したわ。」という声をかけてもらいました。 その時、目頭が熱くなったのを覚えています。

そこからは、「行動力」と「挑戦する楽しさ」を学び、自発的にラジオパーソナリティをやったり、ポスターのモデルをやったりしました。 当時、筆者が頑張れた理由は、「モテたいとか目立ちたい」ではなく「師匠に認めて欲しい」というものでした。

5.素敵な出会いを通して

筆者は自分のやりたいこととか、大層な夢とかなかったんですね。 結構そういう人が多いんじゃないかなって思っています。 私は、人生の中で「師匠」を見つけてただその人を追いかけていただけなんです。 それでも、今の自分を「すごい」と思っていますし、「なんでもできる」と思っています。 そういう生き方もありじゃないですか。

6.素敵そんな出会いってどうやって生まれたの?

筆者の中では、素敵な出会いを生むためには以下の2要素が必要だと思っています。 「着いていくに値するかを見極める」「素直さを忘れない」

着いていくに値するかを見極める

随分上から目線で恐縮なのですが、必要なことだと思っています。 見極め方なのですが、「嫌われる覚悟でダメなところを指摘してくれる」「自分に時間を投下してくれる」「ちゃんと褒めてくれる」この辺りがそのポイントになってきます。 今まで着いてよかったと思わせてくれた師匠達はこの要素が欠けることなくありました。

素直さを忘れない

これが最も大事なことだと思っています。 これから生きていく上で一見理不尽だと思うことなんてたくさんあると思います。 でも「着いていくに値する人」だと思ったら言われたことでも一回やってみましょう。 それを正しくするために努力することが、自分の人生の大きな糧となるでしょう。

そして、ビヨンドには、この二つを持ち合わせたメンバーばかりです。 こんな自分を変える、成長させるのに適した環境は他にないって本気で思っています。

7.未来のわたぼん

そんな経験をした私はいつしか「僕も自分の可能性を引き上げてくれた師匠達みたいになりたい。」と思うようになりました。師匠にもらった恩を次世代に還元したいと思ったんですね。そのために、まず自分が適切なフィードバック、選択肢を与えられるように、毎日に「熱中」していきたいんですね。 そしてその先に、若者1人1人が「挑戦心」をもって「行動」できる世の中を作ることをここに約束します。

8.次回予告

次回は、Beyondの天使こと「石川莉子(りこりこ)」が担当します!
天使にふさわしいゆるふわ雰囲気は勿論、メンバーの自己肯定感を上げてくれる傾聴力、数値にこだわり目標達成力も持ち合わせています。

りこりこの存在に何度救われたことか、、必見です!


Beyond Cafeは、長期インターンメンバーを募集中です!
https://recruit.beyond-cafe.com/