
この記事は、2025年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 20日目(最終日)の記事です!
是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
みなさん、こんにちは!
さわさわからバトンをもらいました、CDインターンの「けろけろリーダー」こと加藤光一です!仕事での一面とは対照的にプライベートではドジでミスばかりで蛙化する、というのが由来です(笑)
2023年11月から2025年3月までBeyond Cafeに所属しており、今年度のインターン生統括を務めていました。
みなさんは意思決定の判断基準について考えたことはありますか?意思決定が「他人」からの印象が起点になっていませんか?現在・未来の「自分」を尊重した納得感のある意思決定をすることはできていますか?
実は僕、MVPを獲っても、何も感じなくなった経験があります。
新卒MVP、トップセールス、年収1000万など、相対評価を追い求めているが、深い理由はなくどこか違和感を覚えている人に読んでほしいです。
過去の僕のように評価に縛られ精神的にキツくなる人が少しでも減り、自らの人生を好転させるために、決断行動をする人が増えることを願いこの記事を執筆します。
1. 自己紹介
Beyond Cafe長期インターン キャリアデザイナー 全体統括
・千葉県出身
・青山学院大学4年生
■趣味
・サウナ
・リアリティショーを観ること
・ポケポケ
■学生時代の活動
・中学3年間学級委員(行事の実行委員も複数経験)
・陸上競技部副部長
・カナダ現地高校への交換留学
・高校陸上競技部コーチ
・中華料理店アルバイト
・SNSマーケティングの長期インターン
・学園祭実行委員 SNS担当
2.褒め言葉さえ信じられない少年が自信を獲得した過程
僕が「納得」に強くこだわっている理由を僕のバックグラウンドと共にお伝えできたらと思います。
僕は人の言葉を信じることができない少年でした。
双子の弟として生まれ、暴れん坊な兄とは対照的に大人しくて言うことを素直に聞く、育てやすいいい子でした。親の注目は兄に集中していたのです。また、親戚や先生やお友達から褒められることがあっても常に比較されながらの言葉に感じていました。「(お兄ちゃんと比べて)言うことを聞いて偉いね。」実際に比べられて褒められることも多いですし、比べずに絶対評価で褒められたとしても心のどこかで、「この言葉ってどこまで本気で言っているんだろう」と疑ってしまい自分に自信がつきませんでした。
たとえ褒められても、もっと上には上がいる。だから自分には響かない。こう感じ続けた僕だからこそ「納得」にこだわるのです。

でも、こんな自信のない僕がこんなにも様々な挑戦ができたのはなぜでしょうか?陸上競技が僕の人生を好転させてくれました。
実はもともと僕は足がとても遅く、小学校低学年の頃の僕は、放課後に友達と鬼ごっこをしても鬼として捕まえることができなさすぎてしんどくなり、一人で家に帰ってしまうほどでした。成長期が人より早かった僕は寝てたら足が速くなり、小学校六年生ではリレー選手の補欠に選出されました。入りたい部活もないし、消去法で陸上競技部に入部します。
2年生ながらリレーのアンカーとして他校の先輩のエースをぐんぐん抜き去る先輩に憧れ100mにのめりこみます。
兄と比べ続け磨かれた分析力を活かし、学内の選手・地区大会の選手から世界トップレベルの選手まで動画をひたすら見てそれぞれの速い理由を分析します。練習方法を掲載しているWeb記事や書籍を読み漁り大学院生の論文にまで目を通しひたすら情報収集。分析結果や練習方法をふまえて手首、足首、頭などの細部の傾き・ひねりの角度までどのような意識を持って、どんな感覚を得られたら速く走れるのかを研究。
これらの努力の結果2年生で一番大きな大会では部内の同期で一番の選手となり、地区大会でも準決勝にすすむことができました。このとき、誰かの言う事にただ従うのではなく、自分独自の創意工夫により結果を出すことができたことに今まで感じたことのない快感を覚えました。「自分の力でここまでタイムを伸ばせたなら、今後もどこまでもタイムを伸ばせるのではないか」そんな自分の内側から自信があふれ、今までの人生では全く味わったことのない感覚でした。
他人からの「評価」という意味では不十分な結果だと思います。実際、他の種目で大会入賞という結果を残し学校全体の前で表彰される同期もいました。しかし、自分で設定した「納得感のある」目標を自分の力で達成する、この繰り返しが陸上競技だけでなくそれ以外のことでも高い目標を設定したり、これまで体験したことのないことに挑戦する勇気を与えてくれました。
3.納得を捨て評価を選ぶと夢の国でも鬱になる
陸上競技への出会いにより、納得を選ぶ魅力に気づいた僕ですが、中学以降ずっと納得を起点とした決断ができたのでしょうか?もちろんできません!
Beyond Cafeでも入社したての頃はできませんでした!Beyond Cafeでのスタートダッシュは自分で振り返っても順調だったと思います。
・歴代最速で研修修了(当時)
・入社後初イベントで7人集客し、イベント集客ランキング上位にくいこむ
・入社2ヶ月目にして先輩を追い抜く形で社内MVP獲得
いつの間にか月間MVPを獲得したり、イベント集客ランキング上位に食い込むことが当たり前になりました。狙って創意工夫をして結果を出したわけではないのに周りからは褒められるという不思議な感覚でした。
それだけなら良いのですが、自分の面談に満足できなくなってしまいました。目の前の学生は感謝を伝えてくれたり、イベントに参加してくれたりはするのですが、どこか自分の中で納得がいかないのです。調子が良かった時の別の面談と比べて、面談した人への価値貢献が小さいことに納得がいきませんでした。幼少期と同じように学生の笑顔や褒め言葉をもらっても、「お世辞かな」「社交辞令かな」と疑ってしまい信じることができませんでした。次第に面談する直前に緊張したり、逃げたいと思うようになりました。
そんな心境の中、夢の国ディズニーシーに家族と行きます。ファンタジースプリングスのオープン直後で新しいエリアの世界観やアトラクションにワクワクしていました。実際ファンタジースプリングスを見て僕の期待を超えてきました。感動しました。でも、どこかおかしい、笑顔の中にもやもやがあるのです。心の底から笑えないのです。ディズニーで楽しんでいるときでさえ自分に自信がなく、プライベートを全力で楽しむことさえできませんでした。このまま面談を続けてもせっかく時間を作ってくれた学生に十分な価値提供ができず申し訳ないし、なにより自分がおかしくなりそうでディズニーシーの待ち時間に精神科の予約をしました。
結果、鬱病の一歩手前の状態になっていると診断を受け、Beyond Cafeを1ヶ月休職するという決断をしました。Beyond Cafeの組織や仲間や業務が嫌になったのではないのでBeyond Cafeを退職するという考えは自分の頭の中に1%もありませんでした。
休職期間はまず自分の心を整えるために言葉通り「何もしない」期間を作りました。精神状態が回復したあとは「自分に向き合う」を徹底しました。小学校から大学までの自分の些細な行動や決断を振り返り自分が本当に大事にしている価値観に向き合いました。この期間で考え続けたことで「瞬間的に楽しかったり、やりがいを感じる行動はあくまでも手段であり手段の目的に該当する理想になることこそがゴールである」という事に気が付きました。
この期間に自分に対して行った自己分析に納得感があったため、再現性を持たせようといくつか質問を用意し自問自答を繰り返しました。
なぜこのアウトプットができたのか?他者の自己分析をする際にはどのような質問の流れをすればよいのか?
この自分に対しての思考の整理やそのプロセスの明確化により再び自分に自信をもつことができ、Beyond Cafeの業務に再び戻ることができました。(休職を表明した時にメッセージをくれたり、休職期間中まで心配してくれたみんなのことは一生忘れません)社内に迷惑をかけたな、と思っていたので少し緊張していたのですが、何事もなかったかのように受け入れてくれて本当に嬉しかったのを覚えています。
納得のない評価は電源のつかないスマホのようなものです。一見誰もが手に入れたいもののように見えますが、受け取り手にとってなんの意味もなさないものなのです。何に対して評価を得たいのか、この機会にもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
4.評価と納得の板挟みの危機を乗り越え手に入れた成長
納得さえあれば評価は必要ないものでしょうか?それは明確に違うと思います。仕事とは誰かに価値を与え、その対価としてお金をいただく価値とお金を交換するプロセス全体を指すというのが僕の考えです。すなわち、誰からも評価されない仕事は金銭のやり取りが発生しないため、仕事とは呼べません。ただのボランティアなのです。
Beyond Cafeの活動で評価と納得の両立を追求したからこそ成長できた経験があるので、その経験についてお話できればと思います。
Beyond Cafe長期インターンが他の長期インターンと違う点の1つは、大学生であるインターン生でも就活生に対して企業紹介をする裁量権があることです。僕の知る範囲にはなりますが、新卒人材紹介業を実施している会社でインターン生に企業紹介の権限を与えている会社はありません。集客・キャリア面談・企業紹介・選考対策この4つを一気通貫して経験できることはごく稀な環境です。企業紹介は就活生のファーストキャリア選びに直結する業務で、人生を左右する意思決定に携わる難易度の高い業務です。
これから話すのはこの企業紹介業務において評価と納得の両立を追求し成長した経験です。
2025年1月20日の企業紹介が可能なメンバー3人でのMTGでの話。企業紹介をする人数の月間目標は15人でした。しかし20日経過したMTG時点での途中結果は8人。残り3分の1しかないのに、3分の2の日数で出した結果以上の成果を求められました。言い換えると、2倍以上の生産性が必要な状況です。
「就活生にお願いして、無理矢理でも企業を紹介させてもらえば目標達成できるんじゃない?」こんなことを考える人ももしかしたらいるかもしれません。でも、僕はそのような方法を取らないと決めていました。絶対に。
その理由は人をお金だと思って行動したくなかったからです。僕は消費者を煽り不安にさせて集客しようとする広告や自分のことばかり考えて消費者の立場に立たず押し通して売上を獲得しようとする考え方が大嫌いです。そんな大嫌いな自分になるくらいなら目標達成を諦めます。でも諦めたくなかった。自分の可能性を信じない自分も嫌ですし、何よりインターン生統括として諦める姿を仲間に見せて組織全体の士気を下げたくなかったのです。
しかし、理想論を語っても現実は動きません。就活生が現在の企業選びへの不安を認めたうえで、僕が提示した就活軸に共感している心理状況を作り出し、僕からの企業提案にワクワクしてほしかったのです。この状況での企業提案にこそ僕が納得する価値を与えられると定義していました。この定義を満たしたうえで経営陣から指示された数字目標を達成したかったのです。
当時の僕が描いた絶対絶命の危機からの目標達成戦略は2つでした。
①事前情報すべてから就活生が本当に大事にしている、就活生が気づいていない価値観の予想をしたうえで、以下3つを徹底的に準備すること
「1.面談での時間の使い方」「2.相性の良い企業の一覧」「3.相性の良い企業を就活生におすすめする理由」
②調子の良い自分を保つために日報を毎日書き、面談内で繰り返し実行する行動と面談内でやらない行動の明確化
この2つをやりきって、たとえ目標を達成しなかったとしても、後悔を0にしたうえで来月につなげるつもりで、残りの10日間を過ごすことを決心しました。
まず、休職期間で磨いた「目的と手段の分類」を活用し就活生の本質的に求めている価値観の言語化を面談以外の時間で準備しました。また、空雨傘という事実に基づいた成功要因失敗要因を分析するフレームワークを活用する日報制度を毎日使い、うまくいった面談を再現できるようにこころがけました。当時、大学のレポート期間と重なっていたこともあり、10日間で面談する就活生全てに企業を紹介しないと目標達成できない状況でした。文字通り命をかけるつもりで面談に取り組みました。
これらの努力の結果、無事目標を達成し15人に32社の紹介に成功しました。前月までの平均紹介人数・平均紹介社数の2倍であるこの記録は歴代インターン生の歴代最高記録です。
この経験から目標達成が難しそうな場面でも達成への戦略を数字ベースで具体的に設定し、中間ゴールを達成するための工夫を実行し続けることで目標達成できるという、土壇場でふんばる軌道修正力が身につきました。
この成長・成果は評価だけを追い続けていたら実現しませんでした。また、「一見難しそうな問題に直面しても諦めなくてもいいんだ」という自信にも繋がりました。
納得と評価の両立は「自分の成長」「就活生への価値貢献」「会社の売上/成長」という三方よしをもたらします。両立するからこそ壁にぶつかることは何度もあると思いますが、そんなときこそ困難を成長するチャンスと解釈を変えて取り組むことをおすすめします!
5.この記事から持ち帰ってほしいことはこのセクションにすべて書かれています
途中で読むのをやめそうになったあなたはここだけを読めばOKです。なお、ここを読んだあとにこの記事を読み直すとより深く伝わるはずです。
仕事は手段である。目的は自分の幸せ。
これだけ覚えて帰ってください。自分の幸せのために成長がいらないならそれでいいのです。ゆるさに幸せを感じる人もいれば厳しさに愛を感じる人もいます。たまたま僕は評価と納得の優先順位を間違えて苦しい思いをしました、それだけです。この優先順位が正しければ幸せになれる保証もないし、間違っていたら幸せになれないこともないはずです。
人はみんなそれぞれ個性があり大事にしたい価値観があります。自分が本当に大事にしたい価値観から目を背けることだけは、やめてください。今のあなたは満足しても未来のあなたは苦しんでしまいます。自分で自分を認められない苦しさを僕は誰よりも知っているから。
本当に大事にしたい価値観に向き合うためには意思決定をしたあとの自分を想像してください。その時のあなたは何をしてどんな結果を残し、どんな感情になっていますか?その感情はあなたの過去の経験と比べてより良いものになっていますか?
「意思決定をしたあとの自分を具体的に想像し、そのすべてのプロセスにワクワクを感じたかどうか」これがあなたの意思決定が納得感があり、幸せにつながる条件です。
6.Ending
達成率は80%です。人の人生から大事な価値観とその定義を言語化し、実行するべき行動を提示することができるようになりました。ただ、頭で理解することと行動することは難易度が大きく異なります。行動できるほどの勇気と安心感を与えることはできませんでした。
僕のBeyond Cafeで立てた目標に対する達成度は満点ではありませんでしたが、満足度は100点です。「経験・成果・自信・仲間」この4項目全てにおいて僕の想像を超えるものをこの活動で手に入れることができました。
Beyond Cafeに入社して大学生活最後の1年を捧げるという過去の決断に、僕は心の底から「納得」しています。
Beyond Cafe25卒アドベントカレンダーはいかがでしたでしょうか?読んでいただいた皆さんの何かしらのきっかけになれれば嬉しいです!
Beyond Cafeは、長期インターンメンバーを募集中です!
https://recruit.beyond-cafe.com/