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インタビュー

2022.03.09 13:58

「関わる人の人生の立役者に」菊地青が他者のために行動できるワケ

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プロフィール

菊地 青/きくち あおい

Beyond Cafe 関西支部 支部長・新卒人材紹介事業部

大阪府出身。立命館大学スポーツ健康科学部在籍。2021年12月〜2022年2月、株式会社Beyond Cafe長期インターンに挑戦。新卒人材紹介事業部でキャリアデザイナーとして就活生を対象としたキャリア面談に携わる。Beyond Cafe22卒インターン生で在籍期間最長のインターン生として、イベント運営や集客などさまざまな場面でインターン生を先導してきた。
自ら関西支部支部長に立候補。2022年1月より、次期インターン採用チームで採用活動にも携わる。


関西支部の「支部長」を担い、キャリアデザイナーとして10名以上の学生さんを内定に導いた菊地青(きくち・あおい)さん

立命館大学ではスポーツや健康について学び、2021年12月にジョインしたBeyond Cafeでも挑戦し続ける青さん。関西支部と個人のビジョン達成を目指した歩み、キャリアデザイナーの魅力について伺いました。

「関わる人の人生の立役者になる」と語る青さん。ビジョン達成に向けたアクションは、人生のビジョンを見つけたいと考えている23卒の学生さん必見です。


目次

めざせ「天下統一~目立ってなんぼ関西支部~」

菊地流・インターン完走メソッド

「ワクワクできなかった」日々。「行動量は変わらないと思ってた」

利他精神も理想の実現も「経験から培われる」

インターン最終章。来期へ繋ぐ「Beyond Cafeらしさ」


めざせ「天下統一~目立ってなんぼ関西支部~」

ー青くんがBeyond Cafeの長期インターンに挑戦しようと思った理由を教えてください。

3点あります!

1点目は、本当の自分に出会い、本当の幸せを追及することを提供できる環境だと思ったから。2点目は、社会人0年目をビジネスに少しでも触れながら過ごしたいと思ったから。そして3点目は、辛いことも一緒に乗り越える最高の仲間に出会いたかったからです。

ー青くんは現役インターン生の中でも初期メンバーと呼んで間違いなく、大学3年生の12月にBeyond Cafeへジョイン。当時の青くんは就活中でしたが、あえて就活と並行して長期インターンに参画したのはなぜですか?

やりきった経験を積める環境に早く飛び込みたかったのが大きな理由です。

インターン参画前からさまざまなことに挑戦してきたのですが、僕のなかで心の底から「やりきった!」と思える経験がなく……。

「就活とインターンを両立させるのが難しい」と考えるのではなく、Beyond Cafeのインターンに挑戦したい気持ちを尊重しました。

ー就活と長期インターン、そして大学と、正直両立に悩んだことはありませんでしたか?また、両立の秘訣を教えてください。

正直なところ、両立はめちゃくちゃ難しかったです。秘訣といえるかはわかりませんが、やるべきことをホワイトボードにすぐ書き出していましたね。

むしろこの経験を通じて、僕はマルチタスクを行うことが得意ではないと認識できました。今後、僕自身をマネジメントする上で大きな発見になりました。いわゆる「自分を知る」ということですね。

ー青くんが支部長としてどんな役割を担ってきたのか気になります!

メンバーで策定した支部のビジョン達成のために、支部をまとめる役割を務めました!そんな関西支部のビジョンは、「天下統一 ~目立ってなんぼ関西支部~」

支部メンバーのモチベーション維持のために、まずは各メンバーがどんなときに頑張りたいと思えるのかヒアリングしました。僕は支部長として、一人ひとりがパフォーマンスを発揮しやすくなるように働きかけてきたかな。一人だけが成果を挙げるのではなく、関西支部のみんなで成果を挙げることをテーマに、ビジョン達成を目指してきたよ。


関西支部のミッション・ビジョン・バリューがまとまったページ


ービジョンは関西支部メンバー全員で決めましたか?Beyond Cafeでは、支部別のビジョン策定を必ずしも求められていたわけではないなかで、関西支部が自発的にビジョンを策定した理由が気になります……!

初期メンバー全員で決めました!ビジョン策定後にジョインしてくれたインターン生には、都度ビジョンの説明をして組織全体に浸透するようにしていたよ。

僕自身が同じ思いを持った人と働きたかったから、ビジョンの策定を関西メンバーに提案しました。大事にしたいことや組織のルールを作ることで、自ずと同じ想いを持った人が集まると考えたんです。

実際にビジョンに共感し、目的を果たすまで頑張り続けてくれたメンバーがいたので、策定して本当に良かったと思います。

ーBeyond Cafeは通年採用なので青くんより後から関西支部にジョインしてくれたメンバーも多かったと思いますが、どのようなコミュニケーションを取っていましたか?

メンバーがインターンを開始すると同時に、関西支部のメンバー全員と1on1するように声をかけていました。

オフラインで会える距離に住んでいるメンバーがほとんどだったので、新型コロナウイルス感染症の情勢をみながら集まることもあったよ!1on1をしたり対面で会ったりすることで、それぞれが「どんなコト」に向かっているのかをお互いに理解し合うことができていたと思うんだ。

ーなるほど!1on1をしたり対面で会ったりしようと思った理由はなんですか?

「家族のような組織」を目指していたからこそ、関西支部の一人ひとりが頑張れる理由や嫌になる瞬間などをヒアリングしたかったからです。

実行してみて、関西支部のメンバーは「この支部が大好きだから頑張りたい!」と考える人が多いことに気付いて。だからこそ、仕事上の関係性を超えたプライベートな部分でも関わりを持つようにしました。その結果、本当に家族のような組織になれたと思っているよ。

ー支部発足から約1年。ビジョンの達成率はどれくらいだと思いますか?

85%!
理由は、「目立つ」ために関西支部メンバーの一人ひとりが個性を発揮できていると思うから。

定性的にみると、他支部から羨ましがられる組織になれているんだ。メンバーが「『関西支部羨ましい』ってめっちゃ言われんねん〜。」と報告してくれることもあるんだよね。定量的にみると、毎月の数値目標を達成できている月が多かったです。

両側面で、ビジョンの「〜目立ってなんぼ〜」に近づいていると考えています。

 

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菊地流・インターン完走メソッド

ー関西支部は仲が良くて、アットホームな印象があります。
支部メンバーをまとめる上でどんなことを意識してきましたか?

各々の弱い部分も強い部分も、みんなでしっかりと共有し合うようにしていたかな。

弱い部分は補い合って、強い部分は褒め合ってモチベーションを高めることを意識していたよ!個人の持つ価値観の似ている人が多かったから、支部長の僕としてはチームをまとめやすくてとても助かっていましたね。

ーBeyond Cafeではコミュニケーションツールとして「Slack」を導入しているけれど、関西支部が独自に「関西日報」チャンネルを作っているのも家族感があっていいよね!

そう言ってくれて嬉しいです!Beyond CafeのSlackでは、インターン生も支部別の好きなチャンネルを自由に作れるのが魅力なんだよね。関西支部独自の日報チャンネルは、あらゆることを共有してきた大切な場所なんです!

今期の関西支部は僕を含めて3人のメンバーでスタートしたんだけど、黙っていては相手のことが分からないままだなと気付いて。どんなことでもいいから話せる組織であってほしかったから、業務以外のプライベートな側面も細かく共有するようになったのがきっかけで「関西日報」チャンネルができました。

事実だけを書くんじゃなくて、その日の出来事に関する感情も盛り込んで日報に記すようにしたんです。

ーそんな工夫を凝らしていたとは!

日報のおかげでオフラインで集まれなくてもメンバーの状況を認識できるようになり、どんなことで悩んでいるのか分かるようになったんだ!関西日報は、「喜怒哀楽の共有スペース」かもしれないね。

ー素敵だなあ!支部を運営するにあたって大変だったことはありますか?

前年度の関西支部は、目的を果たす前にインターンを離脱してしまう学生が比較的多いことが問題になっていたので、僕たちの代はできるだけみんなで卒業できるように働きかけ続けることが大変だったかな。

僕は、「せっかくやるなら、目的を果たすまでみんなでやりきりたい」と思っていました。もちろん、インターン生各々のやりたいことは尊重したい。でも、「目的があってBeyond Cafeに参画したからには、全員で最後までやりきりたい!」。この想いを抱いて、今期の関西支部をスタートさせたんです。

インターンを中途半端なままで卒業することにならないよう、メンバーに働きかけていましたね。

ーなるほど。具体的にはどんな風に働きかけていましたか?

インターン生が持つ強みを把握して、各々が強みを活かせる環境を関西支部の中に用意することに注力しました。誰かがBeyond Cafeのインターンを辞める選択をするときは、「Beyond Cafeで得られるモノが他の場所で得られるモノを下回るときだ」と僕なりに分析したんです。

だからこそ、「Beyond Cafeで」「関西支部で」得られるモノが何なのかをしっかりと認識し合うことが必要だと考えましたね。

ー事前に認識を揃えることは大切だよね。働きかけの効果を感じた瞬間はありましたか?

ありました!インターンに参画したメンバーに「Beyond Cafeの関西支部で得られるモノ」をあらかじめ伝えたことで、一人ひとりがゴールを見据えた行動をできるようになりました。もちろん、支部のゴールも個人のゴールも。

参画前と比べて、より定性・定量的にどちらのゴールも考えられるようになったし、毎月の成果がインターンを続けていく糧にもなったんじゃないかな。

ー支部長からみて、関西支部はどんな組織でしたか?

各メンバーが得意分野や強みを発揮できて、「意見を言いやすい組織」だったと思います。
得意分野がメンバーごとに全然違うからこそ、互いの強みが合わさったときにチームとして最大限の威力を発揮できました。


関西支部で集まった日の1枚(写真左端が青さん)

 

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「ワクワクできなかった」日々。「行動量は変わらないと思ってた」

ー新卒人材紹介事業部では、どんなことをしていましたか?

主に就活生と1on1のキャリア面談を行っていました。加えて、Slack上で毎月行われる目標設定会のリマインドなど、メインの業務以外も自主的に担当していましたね。

面談以外の細かい業務に関しては自己満足で始めたことですが、結果的に支部のためになったと思っていて。僕がアクションを起こすことで、関西支部のビジョンである「目立つ」部分に繋がり、「関西支部すごい!」と言ってもらえることが嬉しかった。関西支部のためになることは、基本的になんでも志願していました(笑)。支部のみんなにも同じ考えでいてほしかったから。

ー事業部でも支部長の役割を考えて行動してきたんだね。キャリアデザイナーとして担当した学生さんを内定まで導いた経験があれば教えてください。

約10名の学生さんから内定報告をいただきました。「嬉しかった」の一言に尽きます!特に嬉しかったのは、「就活だけでなく社会人になっても活きる選択肢を青さんが常に与え続けてくれた」と学生さんに言ってもらえたことですね。

ー毎月の目標を達成できた月もあればできなかった月もあったと思いますが、なかなか結果が伴わなかった月の要因はなんだったと思いますか?

ありきたりかもしれないけど、Beyond Cafe以外にもやることがあったときだと思います。正直なところ、ひとつのことに全力投球できていない月もありました。

僕は多趣味で好奇心旺盛なので、いろいろなことに手を出したくなる性格だったんです。だからこそ、Beyond Cafe以外でも募集があったときに、つい「やります!」と言ってしまって……。

ーどこでも積極的に活動していたからこそ、ひとつのことに注力しきれなかったときがあったと。

そうだね。だけどいろんなことに挑戦したおかげで、僕が一番ワクワクして働けていると感じるのは、本当は一つの組織で僕が目立っているときなんだと気付きました。

以前の僕は、大学の活動とBeyond Cafeのインターンが並行していた月も、インターンにフルコミットした月と比べてBeyond Cafeの僕の「行動量は変わらないだろう」と思っていたんです。ですが、これまでの行動を分析したときに、僕の行動にはある傾向がみられると発見しました。

ーどんな発見があったのでしょう。

大学の活動とインターンを並行していた月の僕は、キャリア面談以外の時間を十分に割けていなかったんです。キャリアデザイナーとしての役割を果たすための時間を割くことはできていたけれど、どこか「Beyond Cafeの一員として働けていない」感覚があって、心の底からワクワクできなかった。

一方で、インターンにフルコミットした月は、組織運営に割ける時間が増えて、細かい部分まで気を配ることができました。特に、社内発信は意識的に力を入れていましたね。発信する行為自体を賞賛する文化があるBeyond Cafeに参画したことで、「組織内にたくさん発信していくぞ!」という気持ちに自然となれたんです。

僕は日々の小さな賞賛の積み重ねに喜びを感じる人間なんだと気付きました。

ーとてもいい気付き!以前までの行動を分析するきっかけはなんだったのでしょうか?

僕が所属する新卒人材紹介事業部では、毎月月末に今月の振り返りと翌月の目標設定会を実施しています。これまでの僕の行動を振り返るいいタイミングだと思い、業務の振り返りと合わせて僕の行動特徴も分析してみたんです。

成果を追い続けるBeyond Cafeに参画したからこそ、僕自身をより深く理解できるようになりました。

ーキャリアデザイナーのやりがいについて教えてください。

学生さんが今まで気づかなかった自分に気づかせてあげられることです。

選択肢や新たな価値観、知見を与えられる点が魅力だと思います。僕個人の将来ビジョンを実現させる上でも欠かせないポイントがキャリアデザイナーの魅力に詰まっているので、僕にとっては適職だったなと思っているよ!

 

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利他精神も理想の実現も「経験から培われる」

ーそんな青くんの将来ビジョンはなんですか?

「関わる人の人生の立役者になる」ことです。

実は、僕が就活生だった頃にBEYOND CAFEのキャリアデザイナーさんにお世話になって、就活中に僕を支えてくれたその方のおかげで今の僕があると思っているんです。僕もその方のように「青くんがいたから今がある」と言ってもらえるような人になりたいと思い、このビジョンを掲げるようになりました。

とはいえ、ビジョン達成率はまだまだ。これからも理想に近づけるように頑張ります!

ー素敵だね!「関わる人の人生の立役者になる」からは、青くんが「目の前の人のために」行動しようとする姿勢がみてとれる気がします。

僕は昔から目立つことが好きだったんだけれど、ただ目立つのではなく、「人のためになることをした結果、目立った」ときが一番嬉しくて!3兄弟の長男として育ち、僕の働きかけで弟たちが喜んでくれるのがとても嬉しかったんです。こうした幼少期の経験が、僕の利他精神を育んだと思っているよ。

人のために僕ができることを探して、だれかの人生が今より少しでもプラスになれば本望ですね。

ービジョンを実現させるために努力していることはありますか?

経験値を増やすことです。ビジョンに近づくためには僕自身が経験を積み、関わってくれた人に与えられる価値の幅を広げる必要があると考えています。

僕は、僕と関わってくれた人に対して、大小関わらず「きっかけ」を作ってあげたいと思っているんです。選択肢や成長のきっかけを与えられる人になりたいなと。僕が関わった人の人生の1ページに「菊地青」という人物が深く刻み込まれるようなことがあったなら、それ以上に嬉しいことはないですね。

ーなるほど。Beyond Cafeで支部長を経験したことも、青くんの経験値のひとつになっていると感じますか?

もちろん!Beyond Cafeで支部長を務めたからこそ得られた経験があって、その経験があるからこそキャリアデザイナーとして学生さんに話せることもあると思います。

 

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インターン最終章。来期へ繋ぐ「Beyond Cafeらしさ」

ー現在、Beyond Cafeの次期インターン生を募集中ですが、なんと採用チームメンバーの多くが現役インターン生!青くんも立候補で採用チームに加わりましたが、なぜ立候補しようと思ったのでしょうか?

僕が今年度の関西支部で培った経験を次期インターン採用でも活かしたいと思ったからです。

先程もお伝えしましたが、今年度の関西支部は、長期的に個人の能力を発揮できているインターン生が多かったように思うんです。なぜかと考えると、採用から入社のオンボーディングまで上手くいっていたからなのかなと思って。初期メンバーとして入社した僕は、僕より後から入社した同期メンバーの採用とオンボーディングに携わっていました。

そこで、同期の採用を通して培ったこれまでの経験を活かして、後輩の採用により深く関わりたいと思うようになったんです。

ー青くんだからこそ活かせる経験ですね!採用チームメンバーとしてどんなことをしているんですか?

母集団形成から面接に至るまで、メンバーによって役割を分担しています!僕は、SNS発信を担当しつつ、面接官も務めているよ。

会社説明会を随時開催しているので、Beyond Cafeの公式Twitterや公式LINEをぜひチェックしてほしいですね!

ーここだけの話、採用基準はなんですか?

抽象的に伝えると「社員さんと同じ目線で動ける人」です。

「人間性・過去の経験・Beyond Cafeで働く理由」の3つの要素を重要視しています。もちろん、Beyond Cafeのミッション・ビジョン・バリューと学生さん自身の想いが一致するかはすごく大事だよね。

学生生活最後の1年間を充実させるためにも、しっかりと自分と向き合ってほしいです。

ー最後に、これからBeyond Cafeに入社するインターン生に一言お願いします!

「できること・できないことを全部社内に発信してOKなのがBeyond Cafeだから安心して!」と伝えたいです。

Beyond Cafeにいる人はみんないい人だから、何かを発信したら必ず反応が返ってきます。僕も社員さんに発信したことで、何度も気持ちや行動を後押ししていただきました。だからこそ、とにかく皆さんにも積極的に発信してほしいです。文面でも、口頭でも、方法はなんでも大丈夫。

社内コミュニケーションを忘れずに、ぜひいい意味でSlackを発信だらけにしてほしいですね!もちろん、インターン生全員で!(笑)。

 

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ライター / インタビュアー
白坂 もも Shirasaka Momo
株式会社Beyond Cafe クリエイティブデザイナー

熊本県立大学総合管理学部4年。マーケティングのゼミにて商品開発、情報発信のプロジェクトにリーダーとして携わる。学外では大阪の企業のリモートデザイナーや、複数のデザインインターンに参画。就職活動と並行し、2021年3月より株式会社Beyond Cafeへインターン生として入社。キャリアイベントのクリエイティブ制作を担当。2022年4月よりGMOインターネット株式会社に入社予定。

Twitter : @mmde_sign17   Instagram : @mmde_sign17