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アドベントカレンダー

2024.03.29 21:53

“ Remember who you are. Take your responsibility. ” ── 嘉陽宗倫 / Sorin Kayo


この記事は、2024年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 15日目の記事です!

14日目の記事はこちら


はじめまして!アドカレ14日目のあいなからバトンを受け取りました、嘉陽宗倫(かようそうりん)です!記事を開いてくださり、ありがとうございます!

今日までバトンを繋いできてくれた同期たちの記事が、もうそれはそれは個性豊かで、面白くて、記事を見るのが日課になってきています。(まだ全て読んでいない方は、ぜひ過去の記事も読んでみてくださいね。きっと感動しますよ。)

僕の記事では、主に僕の原体験をできる限り赤裸々に、また、その時々の場面に向き合って感じた「重要だな〜と思うスタンス」を書き残していきます。

この記事を読んでくれる方全員!!とまではいかずとも、「現在挑戦している人」「これから挑戦したいと思っている人」、まあ、言うなればあなたの背中を押す内容になっていれば、これほど嬉しいことはありません。

まあ、とはいえ、すごいビジネスマンが書いた「明日から使える〇〇術!」みたいなものでも、文才のある小説家が書いた感動のエッセイでもなく、普通の大学生が書いた記事なので、肩の力を抜いて、気楽に読んでくださいね。

すぐに役立つものではなく、ふとした時になぜか心の片隅に残っている、そんな記事を目指して書いていきます。


目次

1. 自己紹介
2. はじめに
3. Beyond Cafeでの学び
3-1. 旅路のはじまり
4. 大切な学び
4-1. ONE FOR ALL ALL FOR ONE
4-2. GO BEYOND
4-3. D→C→P→A
5. キャリアデザイナーという仕事
6. 大学生活での学び
6-1. 卒業した今、思うこと
6-2. 天使が教えてくれたこと
7. 改めて伝えたいこと
7-1. タイトルに込めた想い
7-2. 僕がいつも学生さんに伝えていること
8. Ending
9. 次回予告


1. 自己紹介

嘉陽 宗倫 / かよう そうりん

Beyond Cafe長期インターン / キャリアデザイナー
・桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 卒業
・ディップ株式会社 24卒内定者/採用コンサルタント職

◼︎長期インターン歴
・株式会社船井総合研究所
広告運用部門に所属し、自社広告の運用を担当。
・株式会社D2CR
クリエイティブプランナーとして、CRのコンセプト設計、ラフ・コピー案の作成、市場調査・分析などを担当。
・ディップ株式会社
内定者インターンとして、法人向けのインサイドセールスを担当。
・株式会社Beyond Cafe
キャリアデザイナーとして、約150名の就活生のキャリア面談やキャリアイベント運営などを担当。

◼︎課外活動
・PBL授業 LA 3年間で計300名近くの後輩学生を支援
(PBL:project  based learning|問題解決型授業)
(LA:ラーニングアシスタント|教授に代わり、授業を運営する先輩学生)
・教育系学生団体の立ち上げ・運営
・リーダーシップ、探究学習系イベントの運営メンター

2. はじめに

 

夢を描くことに苦戦した人生でした。

 
大学以前の僕の人生に、過去形でキャッチコピーをつけるとすると、これです。

運動が少しできるくらいで、それも極めるところまではいけていない、胸を張って言えるような特技もなく、熱中している趣味もない、勉強も冴えない。

全てに対して中途半端で自信がなく、どこか厭世的で冷めていました。

何かに突出した人に憧れを抱いていたのでしょうか。

「どうせ自分がやってもな」と、優秀な人と自分を比較して劣等感に苛まれる日々。

「やるからには圧倒的に輝けることをしたい」という目立ちたがり屋な精神と、「むやみに何でも戦った結果、中途半端に負けを重ねるのは辛い」という逃げの姿勢の板挟みになることが多く、結局、挑戦せずに後から後悔をすることの連続でした。

今振り返ると、何も行動に移さず、思考だけ巡らせて諦めも早い。愚者ここに極まれりといったところですね。

当然、予想外の大きな挑戦や、圧倒的な行動量を通じて自己研鑽を積んでいたわけでもないので、将来やりたいことや夢は全くもって見つからず、親に心配され、自分でも大いに悩み、落ち込みました。

そんな僕の人生の歯車が回り始めたのは、大学時代の挑戦がきっかけでした。

それぐらい濃密で、僕はどうしたいのか?を発見できた点においては、大学4年間をなくして僕の人生は語れません。一歩踏み出したことによって、挑戦の連鎖が生まれ、日々新たな挑戦をすることが習慣化されました。

また、その中でも長期インターンシップの経験は、「嘉陽宗倫のキャリア」を捉える上で切っても切り離せないものでした。

(長期インターンに挑戦したのは、圧倒的な成長を求めた側面もありましたが、就活を進める上で困難となる業界、会社、職種への理解を深める目的もありましたね。)

外側から会社を見るだけでなく、実際に興味のある業界や会社に入ってみて、社会人の方々と働かせていただく機会を通じて、仕事における適性や本当のビジョンを明確化することに繋がりました。

「はじめに」が終わりぐらい長くなりましたが、上記のように感じた経緯をBeyond Cafeの長期インターン経験と、大学時代のエピソードから紐解いていきますね(笑)。

ここからもう少し、お付き合いください。

大学2年の夏休みに免許合宿に行った際の一枚。地平線に沈みゆく太陽を見て、じんわりしました。

3. Beyond Cafeでの学び

3-1. 旅路のはじまり

大学4年の夏休み、謎の焦燥感に駆られていた。

就活もひと段落して、残すところ学生生活はあと半年。

既に長期インターンはしているし、これから内定先の長期インターンも始まる。秋からは本格的に卒業研究も進めなければいけない。充実していて、ある程度忙しくなる予測が立っている。

以前の僕なら、無理しなくてもついていけるような環境と、適度な忙しさに満足をして、違和感に気づかぬまま、言うなれば漫然と、日々を過ごしていたと思います。

「でも、なんか物足りないよな。この生活は楽しい、けど……。」

心は素直ですね。頭ではそんなことないと考えていても、感情を蔑ろにはできませんでした。この違和感を解き明かすために、一人でじっくり考える時間を設け、僕の近い過去と未来に目を向けました。

そこでわかった違和感の正体は、

・成長痛を感じるような刺激的な環境へのチャレンジができていない
・僕のビジョンの実現に向けて走り出せていない

という感覚でした。

1点目の成長に関しては、これまでは給与が時給換算で担保されていたり、業務内容の範囲が明確だったり、勤務時間が定められていたりと、ある意味守られた環境で、与えられた仕事をこなすように働いてきました。

そこから一歩踏み出し、

・主体的に稼働時間を定め、給与も歩合である環境に挑戦したい
・現状の僕には困難に思える仕事に挑戦し、今まで以上に予想が付かない成長をしたい

と考えたのです。

経営の原則として、顧客への価値提供があり、価値提供への評価として対価が発生しなければ、働いた当人へ支払う報酬はありません。社会人にもなって、アルバイトと同じ感覚で仕事をしていたらマズイ、と危機感を覚えました。

「自身の価値を定量的に図れる環境に飛び込みたかった」というと、なんだかカッコ良さそうに思えますが、本当に力試しをして、なんなら一筋縄ではいかず、コテンパンに打ちのめされたいとすら思っていました(笑)。

実際にその気概を持って飛び込んだからこそ、多少の困難も乗り越えられたのではないかと思います。

2点目のビジョンの実現に関しては、就職先の業界である人材領域で過去に働いた経験がなかったため、業界の現状を知り、就職後のキャリアに結び付けたいと考えていました。そのため当時の僕は、より生々しく、人材業界のリアルに触れながら裁量を持って挑戦ができるベンチャーの環境を欲していました。

「そんな僕の軸にピッタリな会社はないかな〜」とWantedlyで探していたところ、「え、めっちゃ面白そうな会社あるやん」と奇跡的出会ったのが、Beyond Cafeでした。

あの8月30日にWantedlyを見ていた僕、そして躊躇なく、「今すぐ一緒に働きたい」とメッセージを送信した僕を「本当によくやった」と褒めたいです。ここが人生の分岐点だったぞ、と。

その決断から、今となっては、お金では買えない貴重な経験もたくさんさせていただき、長期インターン卒業に際して、このような形で思いの丈も残すことができて、僕は運がいいです。

また、長期インターンの採用面接時と、入社後の自己紹介で伝えていた「僕の思い」は、後述ののスライド画像の通りなのですが、ここで少しだけ志望動機チックにお伝えできればと思います(笑)。

① 人の成長に関わってきた大学生活の集大成

自己紹介でも軽くお伝えさせていただきましたが、大学時代の活動で、PBL授業を3年間担当し、約300名ほどの後輩学生を支援した経験や、探究学習やリーダーシップ教育をテーマとしたイベントのメンターや運営で何度も関わらせていただくなど、「成長の起点を作る」という部分は、僕の大学時代を通じたテーマでした。

そのため、学生生活最後の半年は、大学生の一大イベントであり、自分も苦戦した経験がある就活に関わって成長の起点を作りたいと思うようになりました。

僕は就活と真剣に向き合い、納得のいく意思決定ができました。だからこそ、僕と同じような体験をして、就活を終えた段階から働くことが楽しみだと感じられるような、そんな価値観を後輩にも持ってほしいと強く願うようになりました。

その願いを願いのまま終わらせない、むしろ、現在進行形で実現していける組織がBeyond Cafeだったのです。

② meet yourselfへの共感

「意義に出会い、本当のあなたに出逢う。」

Beyond Cafeのこのスローガンを初めて目にしたときは、衝撃を受けましたね。

「え、俺が目指してるのってこれやん。このスローガンって、俺が考案者やったっけ?」って感じで(笑)。

まさに、僕が就活や大学を通じた学びで行き着いた先、人生を豊かにするキーワードがほぼ同じものだったのです。

③ 就活の負を解決していきたいというビジョンの一致

就活をしていると、就活のいい面だけではなく、課題に感じられる点も多く見つかりました。

・早く終わらせたい
・大手企業ならどこだって安心
・できる限り楽して高収入な会社に入りたい
・どうせすぐに転職するから、新卒は一旦〇〇で

など、僕の考える就活の本質とは遠いような考えをしている学生もよく見られ、本当にその考えでマッチングして、みんなは幸せに生きることができるのだろうか、と。

超お節介ながら、そのような課題感を抱いたわけです。直近はそれでもいいかもしれません。

しかし、長い目で見た際に、徹底的に自己に向き合い、自分軸を大切に意思決定した方が、僕は豊かな人生を送れると考えています。大袈裟かもしれませんが、大半の人にとって、新卒就活や転職、起業などの働くを考えるということは、その人にとって「生き方」を考えることなんじゃないかなと思います。

このような原体験から、Beyond Cafeのビジョン「キャリア教育をアップデートする。」が、僕とマッチしていると感じました。

総じて、働き方と成長したい姿、僕の大切にしているVisionがあまりに強固に結びついたのがBeyond Cafeでした。もはや運命的な何かを感じましたね。真面目に。

そして、今でも内定後のぐみさん(人事の社員さんの愛称)の熱いメッセージは忘れません。

この度の結果を嘉陽さまにとっての「記憶と記録に残る経験」という資産にしていきましょう。

入社前からこんなにも熱のこもったメッセージをくれ、インターンメンバーをも圧倒的に巻き込んでいくような一丸とした組織に出会えたのが初めてで、テンションが上がり散らかして、このとき既に、Beyond Cafeの理念「働くを、夢中に。」のマインドセットになっていました(笑)。

それからというもの、今日まで無我夢中でお仕事をさせてもらいましたが、入社前の不安は、気付けば吹っ飛ばされていました。

Beyond Cafeの本社は東京にあるのですが、僕は大阪在住ということもあり、フルリモートで挑戦することや、未経験の人材領域でキャリアデザインのお仕事をしっかりとやっていけるのか、といった部分をほんとに少しだけ、懸念していました。

しかし、そんな不安は、楽しくて刺激的な仲間と働くBeyond Cafeでは、取るに足らない不安でした。というか、正直そんなことを考える余裕がないぐらいに没頭して、魂を燃やしていました。

そんなBeyond Cafeで学んだ大切なスタンス、考えのほんの一部をご紹介できればと思います。

(もっと余すことなく知り尽くしたい、って方は、Beyond Cafeの門をぜひ叩いてみてください^^)

入社時の自己紹介で発表した、僕がBeyond Cafeを選んだ理由。

4. 大切な学び

Beyond Cafeには、6つのValueが存在します。うち3つを紹介しながら、僕が学んだ大切なスタンスをお伝えします。

4-1. ONE FOR ALL ALL FOR ONE

一人はみんなのために、みんなはひとつの「コト」に向かう。

組織が熱狂するために、お互いを深く理解し、支え合うことで、目指すべき共通目標の達成に近づくことを学びました。

これほどまで徹底して目標に向かい、全員が全身全霊をかけて臨めるのは、個々の思いの強さとビジョンへの共感がなければ実現できないと強く感じました。それほどまでに、BeyondCafeのクルー(社会人やインターンメンバー問わず、Beyond Cafeで働くメンバー全員の呼称)は熱く、人思いで、働くことに熱中している人や組織文化です。

4-2. GO BEYOND

高い目標を掲げてそれを目指して熱狂しよう。

組織も個人も本当に成長するためには、生半可な目標を掲げていては足りません。一見、達成不可能に見える目標にトライする過程で、苦しいとき、中弛みしそうな場面なんて日常茶飯事です。

けれどもそんな時、自分と同じ組織に、

あり得ない熱量を持って夢中で働いているインターンメンバーがいたら?
ビジョンの実現のために真剣にコトに向かって走っている社員さんがいたら?

そう簡単に、「もういいや〜、明日やればいいか!誰かやってくれるしな〜。」とはならないですよね。

こうした熱量を行動でも、言葉でも示してくれる仲間の存在が刺激になって、僕もなんとか最後まで喰らいつくことができました。

目標には徹底的にこだわる。そして、やるからには普通に考えるよりも遥かに高い目標を設定していて、当たり前の基準すらも高すぎるみんなの存在があったからこそ、目標設定のタイミング(※)ではいつも、「どうにかなれ」って感じで、僕も負けじと釣り上げていました(笑)。

(※)Beyond Cafeでは、長期インターンメンバーが自分の個人目標を自ら立てます。

4-3. D→C→P→A

熱狂しているチームはとにかくスピードが速い。まずは最速で行動してみて、そこで得たものを踏まえて、高速で質の高い改善をしていく。

「はじめに」でもお伝えした通り、大学入学以前、もっと言うと長期インターンを始めるまでの僕は、このスピードがカタツムリといい勝負ができるぐらい遅かったです。

頭は意外にも回る方なので、頭の活用を間違えた感じで、頭の中で詰め将棋をしてしまうんですよね。「えい、ってできない」「想定外の大成長掴めない」ことが、僕の致命的な弱点でした。

その殻を打ち砕かせてくれたのがこのValueで、僕の所属していたインターンチームの名前は、みんなで相談して「BBCA(boost→boost→check→Act)」に決めたほど、インターン同期からも大事にされ、愛されているValueです。

このValueを意識した結果、「まずやってみる」のハードルの低下とスピード感が爆上がりしました。

まずはやってみる。「百聞は一見にしかず」ですね。

初速が速いと、こんなにも施策の改善スピードが早く、得られる経験値も倍どころの騒ぎではないと感じました。これを高速で回転させれるかが成長の大きな鍵であるということを学びました。

5. キャリアデザイナーという仕事

これはValueではないんですが、Beyond Cafeでは、学生さんと1on1でキャリア面談をする人のことを「キャリアデザイナー」と呼びます。

「アドバイザー」ではなく「デザイナー」と呼ぶ理由は、学生さんの過去の経験やご自身の思いから、学生さんのよさやビジョンを引き出し、今後どうありたいのかを言語化していく、伴走するスタイルの面談をするから。

アドバイザーが答えをアドバイスするのではなく、「答えはすでにその人の中にある」ことを前提に、その人にとっての働く意義を一緒に探しにいくのが、Beyond Cafeが提供するキャリアデザインの特徴です。

その人は何者なのか、働く意義は何なのか?

これを追求し、本質的に相手のキャリアを支援する仕事は難しさもありましたが、言語化が成功した際の納得感は段違いだと実感しました。

学びを挙げ出したらキリがなく、この他にも皆さんに伝えたい学びがたくさんあります。1日1日が学びの連続で、非常に有意義で脳も心も熱くなる経験をさせてもらいました。

6. 大学生活での学び

6-1. 卒業した今、思うこと

今となっては、4年間という歳月はあっという間でした。

長いのかな〜と思っていても、時間的には中高生のときより1年長いだけ。

けれども、「いろいろあったね〜!いい経験できた!」と簡単に済ませるには到底もったいなさすぎてバチが当たるぐらい、濃密で心動く体験の連続でした。

いいことも、悪いことも、嬉しい悲しい様々な思いを抱えたことを思い出しました。その度に多くの人に支えられ、勇気づけられたことも。

これまでの経験に共通して僕のエネルギーの源泉になっていたのは、「人が自分らしく成長する姿を肌で感じたい」ということでした。

そんな僕が、大学時代に追求してきたものはたった一つだったのだと思います。

・自己の強みを見出し、それを武器として、他者が自己を知るための起点を創る。
・その先に、誰もが自分の可能性を信じ、挑戦が連鎖する社会を実現すること。

これは、僕にとって現状めちゃくちゃしっくりきている言語化です。今後の人生の指針として、揺るがないものでしょう。

それに加えてもう一つ、他者から見た僕への期待について。

・「道」の先に人の笑顔と、活力が溢れる社会をつくってください。

卒業式の日に、僕の4年間の成長を見届けてくれ、最も尊敬できる恩師(ゼミの教授)から個人的にいただいた言葉です。

非常に印象的で、今後もこの言葉を忘れることはありません。

このような期待を寄せてくれる方に出会えたことは、非常に幸運なことです。少しだけ頑張っていたからこそ、巡り合うことができたのかもしれません。それと同時に、今後の僕の挑戦(道)は、ますます多くの人の期待を背負っているという自覚を持って進めなければならないなと、身が引き締まる思いです。

記事の最初でお伝えしたように、僕自身、これまで、将来歩む「道」に苦悩し、走りながら模索し続けてきました

進むべき、進みたい道が見つからないことの辛さは首がもげるほど共感できます。だからこそ、今後は人の進む「道」を共に考え、全力で応援できるようなスキル、スタンスを整えていきます。

そう。もうお気付きの方もいるかもしれませんが、僕のビジョンや価値観は、Beyond Cafeのキャリアデザインが目指している方向性と全く同じです。だからこそ、所属期間半年という短い期間でしたが、息を切らすことなく本当に最後の最後まで全速力で駆け抜けることができたのです。

自己の強みを存分に活かせる環境を見つける
・ビジョンを明確にし、実現のための努力を重ねる

この2点を徹底して行うことの効力は凄まじいです。とてつもない熱狂を生み、あり得ない速さで物事を前進させます。

ゼミの教授からのメッセージボール。貰ったときに涙がちょちょぎれそうになったのは内緒ですよ。

6-2. 天使が教えてくれたこと

「実は、僕には0歳4ヶ月の息子がいます。」

ええ?びっくりですよね。僕のもう一つの顔なんです。

去年の秋に生まれた天使で、それはもう可愛いのなんのって……。

この天使がいたからこそのエピソードなんですけどね。まあ、生まれたときこそ実感が湧かず、感極まることはなかったのですが、奥さんと共に実家に帰り、息子がすごく安らかな顔で眠っているのを見て、急に涙が止まらなくなったことがありました。

何か特別なサプライズがあったわけでも、記念日でもないごく普通の日に、です。

母子共に健康でいてくれて、安らかなこの時間を共有できることへの喜びや安堵はもちろんあったと思います。しかし、感覚の正体が分からず少し経って自分に問いかけてみました。

そこで出てきた率直な気持ちは非常にシンプルですが「何としてでも、この子が幸せに生きられる時代を創りたい」でした。

そのときに初めて、「生きるに足る、生きたいと思えるような世界を作りたい」と強い思いと、現状、手放しにそうとは言えない世の中に対して、悔し涙が混じるぐらい性根で思っているんだ、と自覚的になりました。

息子が大きくなって、時代の中心となっていく年齢になったとき、失望するような世界にしない、必ずいい方向へアップデートするという確固たる決意をしました。息子の存在によって、僕の人生の大きな軸が固まったのです。

幼少期からスレていて、世の中に嫌気が差していた、活発に生きる希望を見出せずにいた僕だからこそ、人一倍その感情が強いのでしょう。ぼんやりと、「憧れの人なんていない世界はつまらん」と思っていたあの頃の僕に言いたいです。

「世の中の大人は、君が思うほど捨てたもんじゃない。君が知らないだけで、活力と挑戦心に溢れ、輝いている大人はたくさんいるよ。その一歩を踏み出して、もっと広く、世界を見よう。」と。

7. 改めて伝えたいこと

7-1. タイトルに込めた想い

Remember who you are. Take your responsibility.

この記事のタイトルにもなっている、一節。

これは先ほどの恩師がMBA時代、かの有名なドラッカー教授からかけられた言葉です。

「まず君たち自身が何者なのか、思い起こしなさい。そしてそれに対し責任を持ちなさい。」

というメッセージ。

僕自身、これは人生を生きやすくする本質だと捉えています。

私たちは普段、「どの組織に所属している」「どんな肩書きを持っていて、どんな役職に就いている」という外側の部分に興味関心を持ってしまいがちではありませんか?就活やそれ以降のキャリア形成、ひいては人生全体においても、自身の肩書きや世間体などの外面ばかりを気にして悩むことはありませんか?

これを完全に拭い去ることは、なかなか難しいことだと思います。かつ、全ての人がこの視点を捨て去る必要もないと思います。というか、それは単なる価値観の押し付けですからね。

ただ、現在進行形で、人生が苦しい、生きづらい、虚無感や閉塞感、絶望感に苛まれている人は、一度立ち止まって自己に問いかけてみてください。

「自分は一体何者で、どこにいきたいのか?」と。

心から素直に、その問いに向き合うことができれば、少しずつ道は拓けます。これは強く断言できます。僕を信じてください。

ですが、あなたの人生を振り返って内省をする必要があるので、特効薬的に効くものでは決してないです。ゆっくりと、自分の内面に問いを重ねていってください。

7-2. 僕がいつも学生さんに伝えていること

ありがたいことに、このお仕事をしているとキャリア面談やイベントのメンターをした後に感謝の言葉をもらうことがあります。

当然、僕の仕事に対する評価として嬉しいのですが、もっと嬉しいのは、その人自身が自分の本質的な強みや叶えたいビジョンに自覚的になり、自信を持った表情と堂々とした発言が出てくることです。

そんなときに、僕はいつもこのような言葉を送っています。

あくまで、進むべき道を見出せたのは〇〇さんの素敵な経験や努力の過程があってこそで、僕はそれを魅力的に伝えるために、少しだけ言葉を引き出してアレンジしただけ。あなたのよさは、あなたの中にあると思うので。

めちゃくちゃいい感じに聞こえるかもしれないですが、これは性根で思っています。

というのも、僕がその経験を提供して、思考や価値観を形成させたわけではなく、全てはその人が歩んできた人生が、挑戦があってこそだからです。その上、みんなに対して僕がメンターとして一生伴走していくということはあり得ませんし、僕に憧れて、ついてきてほしいと言う気持ちも特にありません。

何なら、自信を持てたら早く旅立って、その人なりの価値を、僕の手の届かない範囲で提供してくれる方がよっぽど嬉しいですし、その視野を持って多様な人と交わりながら挑戦を続けた方が、確実に世の中のためになるアウトプット生んでくれると信じているからです。

そんな学び舎で、最後まで共同研究をやり抜いた親友と

8. Ending

ようやくここまで辿り着きました。読み進めてくれたあなたには感謝の気持ちしかないです。

Beyond Cafe入社の際に、定めていたエンディング=卒業時の姿の振り返り。

結論、達成度合いは65/100ですね。

行動量で期待を超えられたこともあった反面、それが定常的ではなかったこと、ビジネスマンとしての凡事徹底に関しては、やるべきことは山積みです。

この記事も、納期を伸びに伸ばしてもらっても、まだ書いているという始末。本当にやれやれです。必ず社会人では計画に沿って、期日内に高いアウトプットを出すことを誓います。自由奔放、エネルギー爆発人間はそろそろ卒業しないといけないときが来ました。

また、Beyond Cafeへの挑戦のきっかけの部分でも少し話した通り、正直始める前は不安もありました。しかし、Beyond Cafeにジョインして約半年間働いてみて、そんな感情があったことすら忘れるくらい、環境に恵まれめちゃくちゃ楽しく、やりがいを持って働けました。

単なるガクチカというような範疇を超えて飛躍的に、いや、人間的に成長できたと思います。就活を終えてから、残された期間で挑戦した僕が言うのだから間違いはありません。ユーザーとしても、インターンメンバーとしても、もっと早くに出会いたかった組織です。

僕を含め、これまでのインターンメンバーの記事を読んで、少しでも長期インターンへの挑戦に興味を持ってくれたら嬉しいですし、その挑戦先がBeyond Cafeであるとより一層嬉しいです。

最後に、僕の学生生活を支えて、応援してくれた全ての方々ありがとうございました。引き続き、嘉陽宗倫は走り続けます。そして、さらなる価値を世に送り出します。

また生涯を通じて、いかなる時も目を輝かせ、時代を牽引していく人たちと共に走り、活力を与えられる存在で在り続けます。いつか、誰もが自分の可能性を信じ、幸せの追求のために生き生きと挑戦し続けられる社会の実現を夢見て。

9. 次回予告


お待たせしました!!この日を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?きっとそうですよね!!!

インターン生ラストを飾るのは、Beyond Cafeが誇る至宝「ゆりゆり」です✨仕事でもプライベートでも頼れる存在で、みんなから愛され、絶対に欠かせない存在のゆりゆり。魅力を伝えるにはこのスペースでは到底足りません……。

そんな圧倒的な信頼感と、成果をもたらす女帝が最後に伝えたいこと。Beyond Cafeを「ありのままの自分で 素直に熱中できる場所」と語る、その真意とは?

本当に毎日の記事が素敵すぎて目が離せませんね〜!明日の公開もお楽しみに👋


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